SUCTION DENTURE

外れない入れ歯(吸着義歯)とは?

  吸着義歯は、1998年、東京都調布市開業の阿部二郎先生が、10年の臨床結果をまとめ、 「下顎総義歯 吸着の臨床テクニック」として世界に先駆け発表した総義歯の製作術式です。
  吸着義歯のメカニズムの重要なポイントは、空気の漏れを防ぐことにあります。
入れ歯は、口腔粘膜という軟らかい粘膜組織に全周に渡り覆われた状態に有ることがベストです。 口腔粘膜と入れ歯の間に隙間があると、そこから空気が侵入し、外れてしまいます。 ですから、入れ歯が口腔粘膜を押し過ぎることも無く、足りないことも無く、ちょうど良い位置に寄り添った状態に入れ歯の形を決定してあげることが大切です。